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伊紙、長友佑都の「先発除外は説明不可能」…インテル指揮官の起用法を疑問視

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一定の評価を与えられた長友佑都

 15日に行われたセリエA第32節インテルミラン戦に出場した日本代表のDF長友佑都について、イタリア各紙は概ね及第点を与えている。

 長友の所属するインテルは、本田圭佑の所属するミランとのミラノダービーに臨んだ。ヨーロッパ出場権の行方を占う注目の一戦だったが、試合は2-2のドローに終わった。この試合で10試合ぶりに先発出場を果たした長友には、概ね及第点が与えられている。

『コリエレ・デラ・セーラ』は「6」を与え、「スソと正面から対峙し、恐れ多き彼の力を制限した。(ステファノ)ピオリは正しい判断をした」との寸評を加え、スソ対策として効果を発揮したことを評価した。

 また『コリエレ・デロ・スポルト』も「6」と及第点で、「先発出場は1月末以来だった。恐るべきスソと対面したが、(イヴァン)ペリシッチのサポートもあり、日本人選手は何とかこなすことができた」と同様の評価を与えた。

 『トゥット・スポルト』については、FWマウロ・イカルディ、MFジェフリー・コンドグビア、ペリシッチと並びチーム最高評価「6.5」を与えている。「(1月28日の)ペスカーラ戦以来の先発だった。(クリスティアン)アンサルディの精彩を欠いたプレーに比べ、彼のスソへの対応力を見ると、除外されていた理由は説明不可能だ」として、これまでのピオリ監督の起用法について疑問を呈している。

 なお『ガゼッタ・デロ・スポルト』の評価はピオリ監督およびDFダニーロ・ダンブロージオと並ぶ「5.5」にとどまった。

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