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3バック採用のアーセナル、ボロに大苦戦も去就注目のサンチェス&エジル弾で逃げ切る

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決勝点を決めたメスト・エジル

[4.17 プレミアリーグ第33節 ミドルスブラ1-2アーセナル]

 プレミアリーグは17日、第33節の1試合を行った。アーセナルは敵地でミドルスブラと対戦し、2-1で勝利した。

 前節クリスタル・パレスに敗れ、トップ4入りに黄信号のアーセナルは、先発6人を変更し、負傷明けの守護神GKペトル・チェフ、DFロブ・ホールディング(21)、FWオリビエ・ジルらを起用。さらにアーセン・ベンゲル監督は、ホールディング、DFローラン・コシールニー、DFガブリエル・パウリスタの3バックを採用した。

 しかし、新布陣はうまくいかず見せ場を欠くアーセナル。それでも前半終了間際に均衡を破った。前半42分、ペナルティーアーク手前でFKを獲得すると、FKを蹴れる位置にMFメスト・エジル、FWアレクシス・サンチェス、MFグラニト・ジャカが立つ。エジルが蹴るかと思われたが、サンチェスが右足を振り抜くと、鮮やかな弧を描きながらゴール左隅に突き刺さり、アーセナルが1-0とした。

 降格圏内に沈むミドルスブラは後半5分、右サイドからMFスチュワート・ダウニングがクロスを入れると、FWアルバロ・ネグレドが右足で押し込み、1-1と試合を振り出しに戻す。さらに17分、FKの流れからDFダニエル・アジャラが決定的なヘディングシュートを放つが、GKチェフがファインセーブ。善戦したミドルスブラだが、逆転することはできなかった。

 勝ち点3がほしいアーセナルは、サンチェスやMFアレックス・オクスレイド・チェンバレンの個人技から何度もゴールに迫るが、あと一歩で決め切れない。それでも地力に勝るアーセナルは後半26分、左サイドでパスを受けたサンチェスがゴール前にふわっとしたボールを入れると、MFアーロン・ラムジーが胸で落とし、エジルが左足シュート。これが決勝点となり、去就が注目されている2人のゴールでアーセナルが2-1と何とか勝ちきった。


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