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奇跡のおとぎ話の行方は…逆転ベスト4目指すレスター「数合わせのためにここに来たのではない」

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前日会見に出席したレスター・シティのクレイグ・シェイクスピア監督

 レスター・シティのクレイグ・シェイクスピア監督は、18日にホームで開催されるUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の準々決勝第2戦アトレティコ・マドリー(スペイン)戦の前日会見に出席し、逆転4強入りへ意気込んだ。欧州サッカー連盟の公式サイトが伝えている。

 レスターは12日に敵地で行われた第1戦を0-1で落とした。さらにDFロベルト・フートがイエローカードを受け、第2戦の出場停止が決まった。この試合に向けて、負傷中の主将DFウェズ・モーガンが直前のフィットネステストをパスすれば出場可能の見込み。また、15日のプレミアリーグ第33節クリスタル・パレス戦でベンチ入りも出番がなかったFW岡崎慎司は先発出場するとみられている。

 今季、欧州CL初参戦ながら準々決勝まで進み、ホームでは全勝のレスター。指揮官は、「サッカーに遊びのゲームなどない。我々も数合わせのためにここに来たのではなく、勝負するために来た」と力強く語り、「もちろん選手たちには試合を楽しみ、笑顔でプレーしてほしいと思っている。そうすることでベストの力を出せるものだからね。だが試合に勝つにはあらゆることに注意し、賢く戦わなければならない」と気を引き締める。

「チーム内のバランスは取れている。心は熱く、頭はクールに賢く戦わなければならないが、我々はこの1年半、それが十分にできることを証明してきた。自分たちのやるべきことはわかっている。ゴールが必要なので90分間、守ってばかりというわけにはいかない。我々は本命に見られていないが、それは問題ない」。レスターの“奇跡”はどこまで続くか。注目のキックオフは日本時間19日の午前3時45分を予定している。


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