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判定に納得いかないバイエルン…敵将ジダンも「彼らが不満に思うのは理解できる」

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ベスト8で姿を消すことになったバイエルン

 18日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝第2戦でレアル・マドリー(スペイン)のホームに乗り込んだバイエルン(ドイツ)は、延長戦の末に力尽きて2試合合計3-6でベスト8で姿を消すことになった。

 クラブ公式ウェブサイトによると、カルロ・アンチェロッティ監督は「我々は本当に良いプレーをした。すべてを懸けて、全力を尽くした私の選手たちを誇りに思うよ」と最後まで戦い抜いた選手たちを労いつつも、「最終的にいくつかの主審の判断で試合が決まってしまったよ。サッカーでは起こり得ることだけど、このレベルの試合でこれほどの頻度で起こるべきではない」と主審への不満を口にしている。

 2-1、2試合合計3-3で迎えた後半39分にMFアルトゥーロ・ビダルが2度目の警告を受けて退場。2試合連続で退場者が生まれて数的不利に立たされただけでなく、延長戦のFWクリスティアーノ・ロナウドの2得点はともにオフサイドポジションでボールを受けたように見え、物議を醸している。

 主審の判定について、キャプテンのDFフィリップ・ラームは「不運だった」と話し、DFジェローム・ボアテングも「主審の決定は残念だった。1、2回不運なことがあったけど、それがなければ僕たちはもっといい形で最後までプレーできただろうね」と振り返った。

 また、レアルのジネディーヌ・ジダン監督も「基本的に私は主審について一切話はしないけど、バイエルンが不満に思うことは理解できる」とコメントしている。

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