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「変な感じだね…」古巣撃破のアウベス、号泣ネイマールを抱擁し送った言葉とは

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号泣するネイマールを優しく抱きしめるダニエウ・アウベス

 古巣の本拠地での対戦は、やはり特別なものだったようだ。ユベントスのDFダニエウ・アウベスが、19日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝第2戦のバルセロナ戦を振り返った。スペイン『マルカ』が報じている。

 ホームでの第1戦を3-0で先勝したユベントス。戦前の予想通りカンプ・ノウでの第2戦は、苦戦を強いられたが、持ち味の守備でバルセロナの攻撃をシャットアウトし、2年ぶりの準決勝進出を決めた。

 今季バルセロナからユベントスに加入したアウベスは、「タフな試合になることはわかっていたよ。僕はクラブとチームメイトのために勝つことができてうれしく思う。だけど、友人たちのことは非常に悲しく思う。とても変な感じだね。痛みもあるけれど、これが僕らの仕事。きっと逆の立場だったら、彼らは僕のために悲しんでくれるはずさ」とかつてのチームメイトを思いやった。

 アウベスは試合後、泣きじゃくる同胞のFWネイマールを優しく抱きしめ、慰めていた。「残念ながら僕たちは対戦しなければならなかった。彼には、『これが人生』だと伝えたよ。僕らは一緒にこの瞬間を生きているんだ。残念だけど、僕らが勝利して彼らを敗退に追いやった。僕たちは戦うことに集中しなければいけないことはわかっているけれど、やっぱり変な感覚が残っているよ」とコメント。

 DFジョルジョ・キエッリーニのインスタグラム(@giorgiochiellini)に試合後のロッカールームの写真が投稿されているが、勝利を喜ぶチームメイトと共に真顔のアウベスが写っており、素直に勝利を喜べなかったことが伺える。


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