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独代表の心理学者がドルトムント・バス爆破事件翌日の試合開催を批判「脳に良くない」

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爆破事件の影響はいかに…

 ドイツ代表の心理学者ハンス・ディーター・ヘアマンがUEFA(欧州サッカー連盟)の判断を批判した。19日付けの『シュポルト・ビルト』が報じている。

 ドルトムントは11日、チャンピオンズリーグ準々決勝ファーストレグのモナコ戦に向かう際、チームバスが爆破事件に巻き込まれた。過密な日程もあり、UEFAは翌日に試合を行う決断を下している。

 UEFAの判断に対してドルトムントの監督や選手から非難の声が多く上がったが、ヘアマン氏は「心理学的な見地から言えば、すぐの試合は当事者全員にとって無理がある。今回の場合、日常に戻るのが早ければ早いほど脳にとって良いということにはならない」と、専門家としての見解を示した。

 また「シーズン終盤にかけて不安定なパフォーマンスが見受けられると考えている」と今後の試合において、ドルトムントの選手に心理的な影響が出る可能性があると説明した。


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