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アーセナル、今夏の補強第1号はコラシナツか...争奪戦を制してフリーで加入目前

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アーセナル加入が濃厚となったDFセアド・コラシナツ

 シャルケに所属する左サイドバックのDFセアド・コラシナツがロンドンでメディカルチェックを受け、今夏の加入に向けアーセナルと個人合意に達したことが分かった。

 左サイドバックの補強を優先したいアーセン・ベンゲル監督にとって、コラシナツは来シーズンに向けた最初の補強となるようだ。シャルケとの契約は2017年7月末までであり、今夏に移籍金が発生しないボスニア・ヘルツェゴビナ代表DFは、2週間前にスポンサーイベントのためロンドンを訪れ、その間にメディカルチェックを受けたことが明らかになっていた。

 22日に行われるFA杯準決勝のマンチェスター・シティ戦を控えるベンゲル監督は会見でコラシナツとは合意に至っていないと主張したが、今夏アーセナルの選手になることが確実視されている。ガナーズだけでなく、ACミラン、チェルシー、エバートン、ユベントス、そしてマンチェスター・シティもブンデスリーガで活躍する同選手への興味を認めていたが、最終的にはノースロンドンのクラブが争奪戦を制したようだ。

 ボール奪取力とデュエルの強さに定評のあるコラシナツは、2011年にシュツットガルトからシャルケに加入して以降、左サイドバックだけではなく、センターバックや守備的ミッドフィールダーとしても125試合に出場。ディフェンス陣に不安の残るアーセナルにとって即戦力としての活躍が期待されている。

 この補強を受けて、アーセナルはパフォーマンスの低下が著しいDFナチョ・モンレアルの放出に踏み切るようだ。さらに2018年夏まで契約の残るDFキーラン・ギブスも放出候補になっている。

 一方のベンゲル監督も今夏で契約が切れ、今後の去就について明確にはしていないものの、来シーズンに向け補強を続けている。そのため21年間アーセナルを指揮するフランス人監督はさらに2年間の契約を結ぶのではないかと考えられている。

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