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小林祐希のヘーレンフェーンが3戦ぶり白星! “神童”負傷も先行逃げ切り

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リーグ戦28試合連続でスタメン出場したMF小林祐希

[4.21 エールディビジ第32節 ヘーレンフェーン1-0ビレム]

 エールディビジは21日、第32節1日目を行った。MF小林祐希の所属する8位ヘーレンフェーンはホームで11位ビレムと対戦。1-0で逃げ切り、3試合ぶりの白星を飾った。小林は左のインサイドハーフとして移籍後リーグ戦28試合連続でスタメン出場。後半41分までプレーし、勝利に貢献している。

 2連敗中のヘーレンフェーンは開始からポゼッションで上回り、チャンスを量産していく。前半22分、小林のスルーパスに走り込んだ左サイドバックのDFルーカス・バイケルがPA左角付近で相手DFに倒され、FKを獲得。しかし、キッカーのFWサム・ラーションが右足で蹴ったシュート性のボールは相手GKの懐に直接収まった。

 前半25分には右サイドバックのDFステファノ・マルゾがオーバーラップし、深い位置から右足でクロス。PA内中央に飛び込んだラーションが左足で合わせるも、ゴール左に外した。

 その後も多くの好機を迎えたヘーレンフェーンは、前半40分に均衡を破る。ラーションが左サイドでパスカットし、そのままドリブル突破。PA内左で相手GKとの1対1を迎えると、冷静に右足で流し込んだ。

 前半を1-0で折り返したヘーレンフェーンだったが、後半9分にアクシデント。今冬にレアル・マドリーから期限付き移籍した“ノルウェーの神童”ことFWマルティン・ウーデゴーアが接触プレーで負傷し、MFアーバー・ゼネリとの交代を余儀なくされた。

 それでもヘーレンフェーンは相手を押し込みながら時間をやり過ごし、1点のリードを維持。後半41分に小林が交代で退くと、そのまま逃げ切り、1-0で完封勝利を収めた。


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