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勝利目前の後半ATに…ケルンは大迫のクリアミスから痛恨の同点被弾

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後半アディショナルタイムに失点に絡んでしまったFW大迫勇也

[4.21 ブンデスリーガ第30節 ケルン1-1ホッフェンハイム]

 ブンデスリーガは21日、第30節1日目を行い、FW大迫勇也の所属するケルンはホームでホッフェンハイムと対戦し、1-1で引き分けた。大迫は2試合連続でフル出場したが、得点に絡めず、1-0の後半アディショナルタイムには大迫のクリアミスが失点につながってしまった。

 来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場圏内の3位に位置するホッフェンハイムに対し、来季のヨーロッパリーグ出場を目指す7位ケルン。序盤のピンチをしのぐと、前半40分には右CKをニアの大迫が頭でそらし、ファーサイドのDFドミニク・ハインツがヘディングシュートを放つが、左ポストを直撃した。

 前半42分、ワンツーで左サイドを突破したハインツの折り返しに大迫が右足で合わせたが、ゴール右へ。前半はスコアレスで折り返したが、後半13分、MFヨナス・ヘクターの右クロスをMFレオナルド・ビッテンコートが押し込み、先制点を奪った。

 1点リードのケルンは後半32分、FWアントニー・モデストのスルーパスに反応した大迫がPA内右の角度のない位置から右足を振り抜いたが、GKに阻まれる。追加点の好機を逃すと、1-0で迎えた後半アディショナルタイム3分、まさかの結末が待っていた。

 ホッフェンハイムはPA右手前からゴール前にクロスを放り込むと、PA内にこぼれたボールを大迫がクリアミス。こぼれ球をDFニクラス・ズーレが拾い、横につないでMFケレム・デミルバイが左足でゴール左隅に流し込んだ。試合は直後にタイムアップ。1-1の引き分けに終わり、ケルンは連敗を2で止めたものの、これで3試合勝ちなし(1分2敗)となった。

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