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マンチェスター・U、パリSG若手DF獲得を目論む…移籍金は82億円?

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マンチェスター・ユナイテッドが獲得に興味を示すDFマルキーニョス

 マンチェスター・ユナイテッドは、今シーズン終了後にパリSGのDFマルキーニョスを7000万ユーロ(約82億円)で獲得に動いていることが分かった。

 リーグ・アン王者のパリSGはキープレーヤーの一人であるマルキーニョスの売却に難色を示し、1億ユーロを積まれても今夏に移籍させる意思はないと考えられている。しかし、プレミアリーグのタイトル奪還を目指すマンチェスター・Uは、欧州屈指の若手ディフェンダーの獲得を熱望しており、年俸1000万ユーロのオファーを提示する準備を進めているとされている。

 今夏守備陣の大刷新を敢行する可能性のあるジョゼ・モウリーニョ監督は、ケガがちのDFクリス・スモーリングとDFフィル・ジョーンズに疑問を抱いており、DFダレイ・ブリントに至っては放出候補になっている。DFマルコス・ロホとDFエリック・バイリーはここ数週間安定したパフォーマンスを続けているため、そこにマルキーニョスを加え、強靭なディフェンスラインを構築したいと考えているようだ。

 ユナイテッドは、まだ正式なオファーを提示しておらず、パリSGも2013年にローマから獲得したマルキーニョスの放出を阻止するため徹底抗戦の構えを見せている。しかしパルク・デ・プランスで最高給取りの一人になるというブラジル代表DFの要求をクラブは渋っており、昨夏に契約延長の交渉を行った際、合意には達していなかった。

 同選手の父親、マルコス・バロス氏は独占インタビューに対して「サラリーだけでの問題ではない。息子がチームのベストプレーヤーにどのようなるかが問題だ。PSGは彼がチームにとって最も重要な選手の一人であると証明する必要がある」と語っていた。

 22歳にしてブラジル代表で17キャップを誇るマルキーニョスは、3月にパリSGでプレーする喜びを語っていた。アドリアン・ラビオとマルコ・ベッラッティとともにクラブの将来を担うキープレーヤーと見なされているマルキーニョスは、来シーズンもパリの地でプレーを続けるのだろうか。

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