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長友先発インテル、指揮官憤慨「あまりに酷い」…ド派手な打ち合いに屈す

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インテルは敵地でフィオレンティーナに4-5で敗れた

[4.22 セリエA第33節 フィオレンティーナ5-4インテル]

 セリエAは22日、第33節を行った。日本代表DF長友佑都の所属するインテルは敵地でフィオレンティーナと対戦し、4-5で敗れた。2戦連続の先発出場となった長友は、後半28分にMFエデルと途中交代した。

 ド派手な打ち合いになった。スコアが動き出したのはフィオレンティーナ。前半23分、左クロスをMFマティアス・ベシーノが左足で合わせて先制点を奪う。しかしインテルも同28分にFWアントニオ・カンドレーバからの折り返しをFWイバン・ペリシッチが流し込み同点とすると、同34分には縦パスに抜け出したFWマウロ・イカルディが逆転ゴールを蹴り込み、インテルが前半を1点リードで折り返した。

 後半に入るとさらにスコアが激しく動く。後半7分のフィオレンティーナのPKはGKサミール・ハンダノビッチのセーブによって得点にはならなかったが、同17分のCKをDFダビデ・アストーリが合わせて同点。同19分にベシーノが逆転ゴールを蹴り込むと、同25分と同34分にはいずれもカウンターからFWクマ・エルハジ・ババカルがゴールネットを揺らす。怒涛のゴールラッシュでインテルを突き放した。

 しかしインテルも黙っていない。後半43分に左クロスに反応したFWマウロ・イカルディが反転シュートを放つと、ボールは左ポストを叩いてゴールイン。同アディショナルタイム1分には右CKをイカルディが合わせて、驚異の粘りを見せる。しかしエースのトリプレッタ、得点ランキング2位に浮上する24ゴール目で1点差に迫ったインテルだったが、勝ち点を得るに至らず。敵地で悔しい敗戦を喫した。

 『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ステファノ・ピオリ監督も試合結果に憤慨。「先週のダービーで立派に戦ったチームが、後半は見る影もなかった。今日の後半は原因不明の停滞があった。あまりにも酷いパフォーマンスだった」と怒りをあらわにした。


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