マンチェスター・ユナイテッドのMFアンデル・エレーラが大怪我を負ったFWズラタン・イブラヒモビッチからメッセージを受けたことを明かした。英『メトロ』が伝えている。

　イブラヒモビッチは20日に行われたヨーロッパリーグ(EL)準々決勝第2戦・アンデルレヒト戦で右膝を負傷。全治などは発表されていないが、英『マンチェスター・イブニング・ニュース』では、十字靱帯断裂で全治8か月以上と報じていた。

　22日のミーティングでイブラヒモビッチの怪我の状況が思わしくないことを聞いたというエレーラ。「練習の時にイブラヒモビッチの怪我の状態について聞いたよ。彼は僕らにメッセージを送ってくれた。だけどあまり多くは語らなかったよ。僕らの幸運、そして今季の残り試合について祈ってくれた」と、イブラヒモビッチから逆に激励を受けたことを明かした。

「彼は信じられないほどの精神力を持っているし、フィジカルもすごい。あんなすばらしいサッカー選手はこれまで見たことがない。彼は絶対戻ってきてくれる。僕はそう確信しているよ」

　エレーラはイブラヒモビッチの復活を信じて疑わない。一部ではこのまま現役引退となる可能性も伝えられていたが、イブラヒモビッチ本人はインスタグラム上できっぱりと否定。「俺は今までどおり、この怪我を乗り越えてさらに強くなって戻ってくる。片足でプレーしたこともあるから問題ないはずさ。一つ確かなことは、辞めるべき時は俺が決めるし、引退は選択肢にない。またすぐに会おう」と前向きにコメントしている。

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