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ローマに大敗のペスカーラ、5節を残してセリエB降格決定…名将ゼーマンも無念

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ペスカーラのセリエB降格が決定した

 ズデネク・ゼーマン監督が率いるペスカーラは24日、セリエA第33節でローマと対戦し、1-4で完敗した。これによりセリエB降格が決定した。イタリア複数メディアが報じている。

 ペスカーラは2月、最下位に低迷するなど成績不振により2015年からチームを指揮していたマッシモ・オッド監督を解任した。その後任として、2011-12シーズンに当時若手だったMFマルコ・ベッラッティ(パリSG)、FWロレンツォ・インシーニェ(ナポリ)、FWチーロ・インモービレ(ラツィオ)らを率いてセリエB優勝に導いたゼーマン監督を招聘した。

 しかしそれでもペスカーラは順位を上げることができなかった。今節では1部残留ラインである17位のエンポリが勝利した一方で、ペスカーラは負けたためポイント差が15に広がり、今シーズンあと5試合を残してセリエB降格が決定した。ゼーマン監督はイタリアメディア『プレミアム・スポーツ』に対して、残留を達成できなかった無念を口にするとともに、来シーズンに向けて意気込みを語った。

「良かったのは就任直後だけ。もっとできるはずだと考えていたが上手くいかない試合が2、3試合続いた。(上位との)差が大きく広がってしまい、もはやできることは限られていた。来シーズンはセリエBで競い合い盛り上げたい。全く別のリーグとなるだろうが、しっかり練習を続けて、良い部分を伸ばしていきたい」

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