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遠藤渓太&中島賢星がプロ初ゴール!!横浜FMは4発で新潟粉砕、ルヴァン杯初勝利

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[4.26 ルヴァン杯グループB第3節 横浜FM4-1新潟 ニッパツ]

 ルヴァン杯は26日、グループリーグ第3節を各地で行い、ニッパツ三ツ沢球技場では横浜F・マリノスアルビレックス新潟が対戦した。横浜FMが4-1で快勝し、ルヴァン杯初勝利を飾った。一方、新潟は1分2敗の未勝利でグループ最下位に転落した。

 先手を取ったのは新潟だった。前半18分、FW鈴木武蔵が左サイドをドリブルで運んでPA内に進入し、マイナスに戻すとMFジャン・パトリックがトラップから右足を振り抜き、先制点。公式戦初出場となったブラジル人助っ人が豪快にネットを揺らし、J初ゴールを記録した。

 横浜FMもボールポゼッションを高め、徐々に攻勢を強めると、前半31分、DF山中亮輔がパトリックのファウルを受け、PKを獲得する。キッカーを務めたFWウーゴ・ヴィエイラが右足でゴール中央に蹴り込み、試合を振り出しに戻した。

 1-1で前半を折り返すと、後半は一進一退の攻防が続く。後半17分に両チームが交代カードを切り、横浜FMはMF齋藤学、新潟はDF川口尚紀を投入し、勝負に出る。すると同20分、左後方のFKからMF吉尾海夏がクロスをあげると、ゴール前の混戦からこぼれたボールをMF中島賢星が右足ダイレクトボレー。プロ初ゴールを叩き込んだ。

 2-1の逆転に成功した横浜FMは攻撃の手を緩めず、後半38分、DF遠藤渓太がスピードに乗ったドリブルで仕掛け、PA内に進入。寄せてくる相手の股間を抜く技ありシュートで2点差にリードを広げた。試合終了間際の後半43分にはMF扇原貴宏がPA手前から強烈な左足ミドルを突き刺し、移籍後初ゴール。横浜FMが4-1で勝利し、ルヴァン杯初勝利。グループリーグ突破に望みをつないだ。

 中島と遠藤はこれが記念すべきプロ初ゴール。プロ3年目の中島は「ここにたどり着くまでに時間はかかったけど、支えてくれたみんなに感謝したい」と感慨深げ。こらえきれなくなり、あふれ出る涙をユニフォームで拭った。「小さい頃からマリノスでゴールを決めるのが夢だった」と振り返ったのは遠藤。「これで満足せず、リーグ戦でも初ゴールを決められるように頑張りたい」と意気込みを語った。


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