beacon

クラシコの勢いそのままに…マスチェラーノに初ゴール生まれたバルサ、7発圧勝で首位堅持

このエントリーをはてなブックマークに追加

2得点を奪ったバルセロナFWリオネル・メッシ

[4.26 リーガ・エスパニョーラ第34節 バルセロナ7-1オサスナ]

 リーガ・エスパニョーラ第34節2日目が26日に行われ、バルセロナオサスナをホームに迎えた。前半12分にFWリオネル・メッシ、同30分にMFアンドレ・ゴメスがネットを揺らし、前半で2点のリードを奪ったバルセロナは、後半にオサスナに1点を返されながらも、その後5点を加点して7-1で大勝した。

 3日前の23日に行われたレアル・マドリーとの「クラシコ」を3-2で制して、暫定ながらも首位に浮上したバルセロナが前半12分に先制に成功する。相手のパスミスを見逃さなかったメッシがボールを奪い取って一気にPA内まで持ち込むと、GKサルバトーレ・シリグをあざ笑うかのようなループシュートを沈めてスコアを1-0とした。

 攻撃の手を緩めないバルセロナは前半30分に追加点を奪取。MFイバン・ラキティッチが蹴り出したCKは一度は相手にはね返されたものの、こぼれ球を拾って右サイドに展開。ボールを受けたラキティッチのグラウンダーのクロスをA・ゴメスが落ち着いて右足で合わせてネットを揺らし、リードを2点差に広げた。

 2-0とバルセロナがリードしたまま後半を迎えると、同3分にMFロベルト・トーレスがGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンの逆を突く鋭い直接FKを突き刺してオサスナが1点差に詰め寄る。同5分にはバルセロナが好機を創出。しかし、FWパコ・アルカセルが送ったクロスからDFハビエル・マスチェラーノが決定的なヘディングシュートを放つが、シリグが触れたボールはポストに弾かれてネットを揺らすには至らなかった。

 しかし後半12分、ラキティッチが蹴り出したCKをDFジェラール・ピケが胸トラップから放ったシュートはポストにはね返されたものの、こぼれ球をA・ゴメスが右足で押し込み、バルセロナが再びリードを2点差に広げる。さらに同16分にはラキティッチの縦パスを受けたメッシが左にボールを運びながらコースを生み出すと、強烈な左足シュートを突き刺してスコアは4-1になった。

 その後も攻勢を掛けるバルセロナは後半19分にMFアルダ・トゥランの浮き球のパスからP・アルカセルがねじ込んで5点目。同22分にはPA内でMFデニス・スアレスがファウルを受けて得たPKをマスチェラーノが蹴り込んで6点目。この得点は在籍7年目のマスチェラーノにとってバルセロナでの初ゴールとなり、ベンチのMFアンドレス・イニエスタやFWルイス・スアレス、ルイス・エンリケ監督も笑顔で祝福。さらに同41分にはP・アルカセルがチーム7点目を奪い、バルセロナが7-1で大勝した。


●リーガ・エスパニョーラ2016-17特集

TOP