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[DFB杯]ドルトムントが5年ぶり4度目Vに王手!!バイエルンとの打ち合い制し4年連続決勝へ

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バイエルンを破って決勝進出を決めたドルトムントの選手が喜びを爆発させる

[4.26 DFBポカール準決勝 バイエルン2-3ドルトムント]

 DFBポカール(ドイツ国内杯)は26日、準決勝を行い、MF香川真司の所属するドルトムントは敵地でバイエルンと対戦し、3-2の逆転勝利をおさめた。4年連続の決勝進出で、5年ぶり4回目のカップ戦制覇に王手。香川はベンチ入りしたが、公式戦2試合連続で出番がなかった。

 ドルトムントは前半19分、相手のミスを突いて先制点を奪う。バイエルンDFハビ・マルティネスのGKへのバックパスをMFラファエル・ゲレイロがカット。PA内右から狙ったシュートはGKに当たって右ポストを叩いたが、跳ね返りに詰めたMFマルコ・ロイスが素早く押し込んだ。

 アウェーで先制に成功したドルトムントだが、バイエルンもすぐさま反撃に出る。前半29分、MFシャビ・アロンソの右CKに合わせたのはハビ・マルティネス。名誉挽回のヘディングシュートを叩き込み、1-1の同点に追いついた。同41分にもFKのセカンドボールをつないで自陣からシャビ・アロンソが左サイドのスペースにロングフィード。MFフランク・リベリの折り返しをDFマッツ・フンメルスが右足ダイレクトでゴール左隅に流し込み、2-1と逆転した。

 セットプレー絡みで2失点を喫し、1点ビハインドで前半を折り返したドルトムント。後半18分にもロッベンのシュートがポストを直撃するピンチがあったが、同19分、MFウスマン・デンベレがPA内右からふわりと浮かしたクロスをファーサイドのFWピエール・エメリク・オーバメヤンが頭で押し込み、2-2の同点に追いついた。

 そして迎えた後半29分、ドルトムントはカウンターからロイスがドリブルで中央を駆け上がり、左サイドのゲレイロに展開。再び中央のロイスに戻してPA内右のデンベレにつなぐと、デンベレは鋭い切り返しから左足でゴール左隅に流し込み、3-2と再逆転に成功した。

 その後のバイエルンの反撃にもドルトムント守備陣が粘り強く耐え、試合はそのままタイムアップ。ブンデスリーガでは今週末にも5連覇が決まる可能性のあるバイエルンだが、カップ戦は欧州CLに続いて敗退が決まり、国内2冠の可能性も消滅した。同じく欧州CLでは準々決勝敗退となったドルトムントだが、“宿敵”を下してカップ戦決勝進出が決定。5年ぶり4度目の優勝を懸け、5月27日の決勝ではフランクフルトと対戦する。

■準決勝
(4月25日)
ボルシアMG 1-1(PK6-7)フランクフルト

(4月26日)
バイエルン 2-3 ドルトムント

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