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FIFA会長、2018年W杯からビデオ判定の導入を明言…正式決定は来年3月

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クラブW杯・鹿島戦でのVARの様子

 国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長は、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)を2018年のロシアW杯から導入すると語っている。

 現在VARは国内のカップ戦や2016年のクラブ・ワールドカップで採用されている。3月のフランス対スペインの国際親善試合でも使用され、2つの決定的な判断を下していた。この結果を受け、インファンティーノ会長はトップレベルの試合で誤審を避けるため、VARが必要不可欠だと考えているようだ。

 南米サッカー連盟の会議に参加したFIFA会長は「ビデオレフェリーを2018年のワールドカップから導入する」と明言し、続けて「もし審判団に誤審があっても数秒以内に訂正される。主審だけに判定を任せるようなシチュエーションはなくなるだろう」と語っている。

 しかしVARの導入には国際サッカー評議会(IFAB)の承認を得る必要がある。IFABの年次総会は来年3月に予定されており、無事に承認されれば2018年ワールドカップでVARの導入が正式に決定される。


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