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選手権ヒーローの20歳MF渡邊凌磨がインゴルシュタットと契約延長

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インゴルシュタットの公式インスタグラムより

 ブンデスリーガ1部のインゴルシュタットは26日、U-23チームに所属するMF渡邊凌磨(20)と2019年6月30日まで契約を延長したことをクラブ公式サイトで発表した。

 年代別の日本代表でも活躍した渡邊は、2013年にU-17日本代表の一員としてU-17W杯に出場し、3ゴールを記録。2014年度の全国高校選手権では前橋育英高(群馬)のエースとして準優勝に貢献し、優秀選手に選出された。

 2015年には早稲田大へ進学したが、4月に日本高校選抜として参加したデュッセルドルフ国際ユースサッカー大会で優秀MFに選出されたことをきっかけに欧州のクラブから注目を集め、本人も海外挑戦を決意。当時ブンデスリーガ1部へ初昇格したインゴルシュタットに入団した。

 加入後はU-23チームでプレーし、昨年8月には練習試合でトップチームデビューも果たした渡邊。クラブのトーマス・リンケSD(スポーツ・ディレクター)も契約延長を喜んでおり、「リョウマ・ワタナベはU-23チームで素晴らしい成長を見せている。彼はトップチームで定期的にプレーし、その技術と知性で我々を納得させた」と高い評価を与えている。

 インゴルシュタットはブンデス第30節終了時点で降格圏内となる17位。来季の舞台が1部になるか2部になるかは不確定だが、クラブは「この攻撃的MFは2017-18シーズンからトップチームで安定した地位を築かなければならない」と期待を込めている。


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