beacon

デ・ロッシ、若手のSNSにイラッ「ロッカールームで中継する奴をバットで殴りたい」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 ローマのMFダニエレ・デ・ロッシがイタリア誌『ウンディチ』のインタビューで27日、SNSに依存気味の若手選手に苦言を呈している。

 33歳となりチームでもベテランとして頼られる存在であるデ・ロッシは、サッカーを取り巻く環境が昔と比べ、すっかり変わってしまったと感じている。特にSNSの急速な普及にデ・ロッシは戸惑いを隠せない。緊張感漂う試合前のロッカールームで、平然とSNS中継をする若手には苛立ちを感じているようだ。

「スポーツ自体が変わったというより、世界が変わった。若手選手がロッカールームからインスタグラムに生中継している様子を見ると、その口を野球のバットで叩いてやりたいって思う。だけどまだ18歳。あと20年経ったら、その時18歳の選手たちがやっていることを見て“僕らが若かった頃はデ・ロッシがいて、こんなことをしたらヒドイ目にあった”って言い聞かせるんだろう」

 いつの時代にもある若者特有の行動であり、現在の若者もいずれ将来、同じ思いを感じるのだろうと理解も示した。

 またデ・ロッシは自身の将来について、意外な願望を明かしている。いつかボカ・ジュニオルスへの移籍するのが夢だと話す。

「20歳か30歳か35歳でボカ・ジュニオルスに移籍したいと考えていた。僕の夢の1つだった。リーベル・プレートとのダービーでラ・ボンボネーラのピッチに立ってみたい。でもそこで現役を終えたいという意味ではない」

 最後に現役引退の時期については、「早くに引退を選ぶ者もいれば、40歳まで続ける者もいる。自分はその間かな」と述べ、言葉を濁している。

●セリエA2016-17特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP