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「これから100年先まで続く絆だ」ケルンに期限付き移籍中のスボティッチ、古巣サポーターの声援に感謝

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古巣サポーターの声援に感謝するネベン・スボティッチ

 ドルトムントから今冬ケルンに期限付き移籍しているDFネベン・スボティッチが、古巣サポーターからの声援に感謝した。ドルトムント公式サイトが伝えている。

 29日、ブンデスリーガ第31節でドルトムントの本拠地ジグナル・イドゥナ・パルクに乗り込んだケルン。先発出場したスボティッチは、終了間際のMFウスマン・デンベレのシュートをクリアするなど、古巣に得点を与えず、スコアレスドローに持ち込んだ。

 試合後、元チームメイトたちの拍手に見送られながら南スタンド(ホーム側)に近づくと、ドルトムントサポーターが「我々は皆ドルトムンダース」というチャントでスボティッチを称えた。これに対し、スボティッチは頭を下げ、声援に感謝した。

「あのような経験をできて本当に幸運だと思わなければならない。ドルトムントで過ごした8年半は僕にとって財産であり恩恵だ。僕がこれまでこのクラブでやってきたことを今日、またファンが認めてくれたこと、彼らと共に祝ってきた忘れがたい瞬間、そして僕らの結束をより一層強めた悲しい出来事、それらすべては、これから100年先まで続く絆だよ」

 スボティッチは負傷の影響もあって、昨季は出場機会に恵まれなかった。そのため、昨年6月に自身の『フェイスブック』で「この1年を通じて、サッカーを実際にプレーすることへの強い愛着に気づいた。サッカーは僕の人生において、とても重要なものだ。だから、それを失うことはできないんだよ」とドルトムント退団を示唆。今季もドルトムントでは出場はなく、ケルンに移籍してからこの日を含め10試合に出場していた。


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