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乾は2試合連続フル出場…4試合ぶり得点のエイバル、レガネスに完封勝利

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[4.30 リーガ・エスパニョーラ第35節 エイバル2-0レガネス]

 リーガ・エスパニョーラは30日、第35節3日目を行い、MF乾貴士が所属するエイバルレガネスをホームに迎え、2-0の完封勝利を収めた。3試合連続で先発した乾はフル出場を果たしたが、得点には絡めなかった。

 序盤から攻勢を掛けたのはホームのエイバルだった。まずは前半8分、左サイドから切れ込んだ乾が鋭い縦パスを打ち込むと、FWキケ・ガルシアの落としからMFアドリアン・ゴンサレスが狙うが、シュートは枠を捉え切れず。さらに同17分には右サイドのMFペドロ・レオンが送ったグラウンダーのクロスからA・ゴンサレス、直後のプレーでは左サイドの乾が送ったクロスからK・ガルシアがシュートチャンスを迎えたものの、ともにネットを揺らすには至らなかった。

 前半23分には左サイドでボールを受けた乾がPA外からループ気味のボールでゴールを狙うが、枠上に外れてしまう。同43分にはレガネスにゴールを脅かされたものの、CKの流れから放たれたFWミゲル・ゲレロの決定的なヘディングシュートをカバーに入ったDFフロリアン・ルジューヌがクリアして危機をしのいだ。

 後半に入ってもスコアレスのまま試合が進むと、同15分にエイバルベンチが動き、FWセルジ・エンリクとDFアルビージャが同時に投入される。すると同17分、左サイドからDFダビド・フンカが送ったクロスを、K・ガルシアがドンピシャのタイミングでヘディングで合わせて叩き込み、エイバルが先制に成功。この得点はエイバルにとって4試合ぶりの得点となった。

 さらに後半21分にはフンカのロングフィードから完全に抜け出したS・エンリクが、PA内まで持ち込んで落ち着いて右足シュートでネットを揺らし、エイバルがリードを2点差に広げる。その後、エイバルに追加点こそ生まれなかったものの、レガネスの反撃を許さずに2-0の完封勝利で4試合ぶりの白星を獲得した。


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