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インテル連敗、6戦未勝利…指揮官も長友のミス悔やむ「残念ながら…」

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インテルはDF長友佑都のミスが響き、ナポリに0-1で敗れた

[4.30 セリエA第34節 インテル0-1ナポリ]

 セリエAは4月30日、第34節を行った。日本代表DF長友佑都の所属するインテルはホームでナポリと対戦し、0-1で敗れた。3試合連続スタメンの長友はフル出場を果たしたが、失点に絡む痛恨のミスを犯している。

 ここ5試合勝ちのないインテルだが、順位が一つ上のミランも足踏みを続けていることから、勝てば6位に浮上する一戦だった。しかし3位ナポリ相手に今のインテルでは簡単に勝ち点3を奪うことは出来ない。

 試合序盤からナポリに主導権を握られると、前半43分、ナポリに左サイドからのクロスを許すと、長友が対応。しかしクリアが中途半端になりボールを後ろに流してしまうと、背後にいたFWホセ・カジェホンにダイレクトで先制点を蹴り込まれてしまう。

 後半に入っても反撃の糸口を掴めないインテル。長友もミスを取り返そうと攻撃参加を試みるが、後半アディショナルタイムのヘディングシュートがGKにキャッチされるなど、最後までゴールネットを揺らすことは出来なかった。

 インテルはこれで6戦未勝利。ヨーロッパリーグ出場権争いは厳しい状況になった。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ステファノ・ピオリ監督は「ナポリは非常に強く、今夜彼らはそれを証明した」と相手を称えると、「我々はインターバルを迎える直前に大きなミスを犯し、残念ながら気持ちを引きずってしまった。今日の戦いはアイディアでもチームのアイデンティティでも苦労してしまった」と悔やんだ。


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