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エスパニョール対バルセロナのダービーで発砲騒ぎが…観客がフェイクガンで威嚇行為

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バルサとエスパニョールのダービーで発砲騒ぎが発生

 29日のリーガエスパニョーラ第35節、コルネジャ・エル=プラットでのエスパニョールバルセロナ(0-3)のダービーで、観客がフェイクガンを使った威嚇行為を働いた。

 この試合のキックオフ直前、サイドスタンドで発砲騒ぎがあった。複数のスペインメディアによれば、バルセロナのユニフォームを着た30~35歳の男性が「ビスカ・バルサ(バルサ万歳)!」と叫び、エスパニョールファンから非難を浴びた。すると男性はフェイクガンをポケットから取り出して何度か銃声を轟かせた。

 同スタンドの観衆は本物の銃による発砲と思い、一時騒然となったという。泥酔していたとされるその男性は、カタルーニャの地元警察にその場で取り押さえられている。6000~1万2000ユーロの罰金処分を科される見込みだ。

 なお、今回の件はスタジアムの警備体制に疑問を投げかけるものだが、エスパニョール側は義務付けられている荷物検査をしっかりと行っており、フェイクガンはポケットでも持ち込み可能なものであったとして、罰金が科されるとは考えていない様子。ただバルセロナDFジェラール・ピケに対する侮辱的チャントについては、罰金を覚悟しているという。

 しかしながら複数のスペインメディアは、アメリカのスポーツイベントで荷物検査のほか金属探知機も使用していることを引き合いに出し、スペインのスポーツイベントにおける警備体制が、いまだ万全ではないことを指摘している。

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