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19歳佐々木&20歳西村弾!仙台が3連勝で首位浮上!!大宮は1点返すも初黒星

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[5.3 ルヴァン杯グループA第4節 大宮1-2仙台 NACK]

 ルヴァン杯は3日、グループリーグ第4節を各地で行い、ベガルタ仙台が敵地で大宮アルディージャと対戦し、2-1で競り勝った。首位札幌が敗れたため、仙台は3連勝で勝ち点を「9」に伸ばし、グループA首位に浮上した。

 前半10分、PA外に飛び出した仙台GK関憲太郎が味方のDF石川直樹と交錯。右後方のDF奥井諒がこの隙を狙い、無人のゴールへ約40mのロングシュートで意表をついたが、ゴールマウスに戻った関にセーブされ、先制点とはならなかった。

 すると前半17分、アウェーの仙台が試合を動かす。ロングフィードに抜け出したDF蜂須賀孝治がクロス。FW西村拓真のシュートはDFにブロックされたが、こぼれ球を拾ったMF佐々木匠が落ち着いて右足を振り抜き、先制のゴールネットを揺らした。

 大宮は右サイドの奥井が奮闘するが、消極的な後方のボール回しが続く。流れをつかんだ仙台は前半41分、縦パスに抜け出したMF茂木駿佑が右足シュートを放ったが、ゴール右へ。追加点は奪えず、1-0で前半を折り返した。

 後半立ち上がりは大宮が反撃に出るが、なかなか決定機には繋がらない。すると後半12分、奥井がオーバーラップして攻め上がったスペースを突き、仙台がカウンターから追加点。MF奥埜博亮が左サイドにロングフィードを送ると、西村が抜け出してPA内に進入。鋭い切り返しでDF大屋翼をかわすと、右足で力強く蹴り込み、2-0にリードを広げた。

 2点ビハインドとなった大宮はFW大前元紀が負傷交代となり、後半17分、負傷明けのFWネイツ・ペチュニクを投入。徐々に押し返し、後半21分、DF河面旺成が左後方から浮き球のクロスを入れると、ネイツ・ペチュニクが押し込み、1点差に追い上げた。

 大宮は後半33分にMF岩上祐三、同35分にMF黒川淳史を投入し、交代枠を使い切る。同点ゴールを目指して猛攻をかけると、ネイツ・ペチュニクやMF清水慎太郎がシュートを連発。岩上のロングスローからチャンスをつくったが、最後までゴールは遠く、そのままタイムアップ。大宮は1-2で敗れ、ルヴァン杯3試合目で初黒星。勝ち点を上積みできず、2分1敗となった。


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