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「シミュレーションには6試合の出場停止」セルティックOBがFAに提言

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マーカス・ラッシュフォードのダイブに見えたが、PKを獲得した

 イングランドサッカー協会(FA)はダイブをした選手に6試合の出場停止処分を科すべきだと、デイビット・プロバン氏が『プレミアリーグ・デイリー』で提言している。

 先日行われたリバプールワトフォードの一戦で、MFルーカス・レイバがシミュレーションでイエローカードを提示された。また、マンチェスター・ユナイテッドスウォンジーの試合では、先制点のペナルティキックにつながったFWマーカス・ラッシュフォードのプレーはダイブだとポール・クレメント監督が主張するなど、プレミアリーグで「ダイブ」は深刻な問題となっている。

 国際サッカー評議会(IFAB)と国際サッカー連盟(FIFA)はダイブに対して試合後に制裁を科すことを許可していないが、スコットランド・サッカー協会のように独自の規則を設けている組織はいくつかあるようだ。

 イングランドでは、シミュレーションを犯した選手は試合中に主審から処分を科されることは少なく、試合後もいかなる制裁を受けることはない。しかし元セルティックのプロバン氏は、プレミアリーグからダイブを減らすには試合後に何らかの処分を下す必要があると考えているようだ。

「多くの人がそれらの行為を失くしたいと思っているが、完全に無くすことは難しい。唯一の手段は重い処分を科すことだ。スコットランドでは、選手がダイブや審判を欺く行為をし、それが確認されれば、試合後に2試合の出場停止処分を受ける。しかし、プレミアリーグでは5試合から6試合の出場停止処分が妥当だ。ダイブをなくすためにはこの手段しかないと思う」

 元リバプールのジェイミー・キャラガー氏も、アーセナル戦のFWハリー・ケインクリスタル・パレス戦のMFコウチーニョのようにペナルティエリア内で少しでも接触があれば、すぐに倒れる選手がいると苦言を呈した。プロバン氏も元イングランド代表DFの意見に同調し「どうしてそんなに倒れたいんだと聞いてみたい」と語っていた。


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