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ピアニッチ、バイエルン行きの可能性が過去に2度…それぞれ実現しなかった理由は?

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バイエルン行きもあったミラレム・ピアニッチ

 ユベントスでプレーするボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピアニッチは過去、2度に渡ってバイエルンに移籍する可能性があったようだ。ドイツ誌『シュポルト・ビルト』のインタビューで明かしている。

 昨夏にローマからユベントスに向かったピアニッチは、同クラブでこれまで公式戦40試合に出場し、8ゴール13アシストを記録している。デビューシーズンながら6連覇を狙うイタリア王者でレギュラーの座を確保し、その実力を如何なく発揮しているところだ。

 だが27歳のFK名手は2007-08シーズンにバイエルン移籍も検討していたようだ。「メスで1シーズン目を過ごしていたころ、ウリ・ヘーネス(バイエルン会長)に家に招待されたんだ。僕は当時まだ17歳だった。彼の家のソファに座り、長時間話し込んだ。彼は本当に素晴らしいスポーツマンだよ。でも、僕は最終的にフランスに残り、リヨンに移籍する決断に至ったんだ。バイエルンは当時の僕にとって大きすぎた」と振り返っている。

 また、昨夏にもバイエルンがピアニッチに興味を示していたという。インタビューで同選手は「バイエルンは世界のベストのうちに入るクラブ。まさに“マシーン”だよ。子供のころルクセンブルクでもブンデスリーガを追っていたんだ。プレースタイルが見てて楽しいからね」とコメント。さらに「バイエルンは誰にとっても夢のような目的地。(昨夏は)バイエルン以外も興味を示してくれたが、ユーベが一番早かった。最初のコンタクトから絶対に欲しいことを伝えてくれたのが、決め手となった」とユベントス移籍の舞台裏を明かした。

 ボスニア語、ルクセンブルク語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、英語を話せることで知られるピアニッチ。いつの日かセリエAを離れた場合、プレー以外の面でも他国での生活などに問題なく馴染みそうだ。


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