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19歳ラッシュフォードの鮮やかFKが決勝点!マンUがアウェー先勝でELファイナル進出に王手

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マーカス・ラッシュフォードが決勝点

[5.4 EL準決勝第1戦 セルタ0-1マンチェスター・U]

 ヨーロッパリーグ(EL)は4日、準決勝第1戦の1試合を行った。マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)は敵地でセルタ(スペイン)と対戦し、1-0で勝利した。なお、第2戦は11日にオールド・トラッフォードで行われる。

 30日のプレミアリーグ第35節スウォンジー戦でクラブ新記録となるプレミアリーグ25試合無敗(13勝12分)としたユナイテッドは、メンバーを6人変更。MFポール・ポグバが復帰し、リーグ戦では出場停止中のMFマルアン・フェライニ、GKセルヒオ・ロメロらがスターティングメンバーに名を連ね、スウォンジー戦で負傷交代したDFエリック・バイリーも問題なかったようで先発出場した。また、離脱していたDFクリス・スモーリングがベンチ入りしている。

 初対決となる一戦。30日のリーガ・エスパニョーラ第35節ビルバオ戦から8人を代えたセルタは前半11分、セーブMFネマニャ・ラドヤの浮き球パスに反応したMFパブロ・エルナンデスが後方からスルスルとゴール前に飛び出したが、ヘディングシュートはゴール右に外れた。

 EL初制覇へ敵地で先勝したいユナイテッドは前半20分、右サイドから中央に仕掛けたFWマーカス・ラッシュフォードが緩急あるドリブルから右足を振り抜いたが、GKセルヒオ・アルバレスのセーブに遭う。さらに35分、ポグバのスルーパスからMFヘンリク・ムヒタリアン、39分にはラッシュフォードとのパス交換からMFジェシー・リンガードと立て続けにシュートを浴びせたが、GKアルバレスの好セーブに阻まれ、前半はスコアレスに終わった。

 両チーム守護神の活躍が光る中、均衡は後半22分に破れる。ユナイテッドは右45度の位置でラッシュフォードがFKを獲得し、DFダレイ・ブリントとラッシュフォードがFKを蹴れる位置に立つ。助走からブリントが跨いだボールをラッシュフォードが右足で蹴り込むと、左に緩くカーブのかかったシュートがゴール左隅に突き刺さり、ユナイテッドが先制に成功した。

 さらにアウェーゴールを狙いにいくユナイテッドは後半30分、リンガードが決定的な右足シュートを放つが惜しくもゴール右に外れる。33分にはムヒタリアンに代えてMFアシュリー・ヤング、35分にラッシュフォードに代えてFWアントニー・マルシャルを投入する。しかし44分、直前に体を張って相手の攻撃を防いだヤングが腿裏あたりを痛め、スモーリングが急遽出場することとなった。試合はそのまま1-0でタイムアップ。ユナイテッドが敵地で先勝した。


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