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阿部浩之1G2Aの活躍で川崎Fが5試合ぶり勝利!!新潟は今季初の3連敗で7敗目

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川崎Fが5試合ぶりに白星を飾った

[5.5 J1第10節 川崎F3-0新潟 等々力]

 J1リーグは5日、第10節2日目を行い、川崎フロンターレはホームでアルビレックス新潟と対戦し、3-0で快勝した。川崎Fは5試合ぶりの白星を飾った。一方、新潟は今季初の3連敗。3試合連続の無得点で今季7敗目を喫した。

 ホームの川崎Fは前節のC大阪戦(0-2)から先発5人を変更。MFエドゥアルド・ネットが2試合ぶり、MF長谷川竜也とFWハイネルが3試合ぶりに先発したほか、故障明けのMF大島僚太が5試合ぶりに復帰。1月に右肩を手術し、長期離脱していたDFエドゥアルドは今季初先発となった。
 新潟は前節の柏戦(0-1)から先発1人を変更。FWホニが負傷で外れ、FW鈴木武蔵が今季初先発となった。[スタメン&布陣はコチラ]

 前半9分、新潟はパスミスをカットしたMFチアゴ・ガリャルドが右サイドを一気に駆け上がり、グラウンダーのクロス。走り込んだFW山崎亮平が押し込もうとしたが、シュートはGKチョン・ソンリョンが落ち着いてセーブした。

 川崎Fも前半22分、長谷川がMFロメロ・フランクに倒されてFKのチャンスを獲得。キッカーのハイネルがPA手前の位置から右足で直接狙ったが、シュートはクロスバーを越えてしまう。拮抗した展開が続く中、新潟にアクシデント。DF矢野貴章が負傷交代となり、前半28分にDF川口尚紀が投入され、右サイドバックに入った。

 前半40分、川口がボールを奪って持ち上がり、MFチアゴ・ガリャルドに横パス。チアゴ・ガリャルドがPA手前から強烈な右足ミドルを放ったが、GKがパンチングでセーブ。すると、新潟が前がかりになった裏を突き、直後のプレーで川崎Fが先制に成功する。MF阿部浩之がDFラインの裏をとった鋭いスルーパスを出すと、抜け出したハイネルがGKとの1対1からGK大谷幸輝の股間を抜く右足シュートでゴールネットを揺らした。

 1-0で前半を折り返すと、後半開始直後の同5分にも追加点。左サイドを持ち上がった長谷川が左からカットインし、相手選手を引きつけながら阿部にパス。阿部がワンタッチでスルーパスを送ると、抜け出したFW小林悠がGKとの1対1から右足でニアを破り、2-0にリードを広げた。

 小林は3試合ぶり、チーム最多の今季4得点目となるゴール。2点ビハインドの新潟は2枚目の交代カードを切り、ロメロ・フランクに代えてMF成岡翔を投入。同23分には成岡がPA手前から左足ミドルを放ったが、シュートは枠をとらえられない。後半28分にはMF小泉慶に代えてMF森俊介を投入し、交代枠を使い切った。

 後半20分、川崎Fも長谷川に代えてMF三好康児を投入。攻撃の手を緩めず、後半29分、左後方のDF車屋紳太郎がクロスをあげると、ニアサイドの小林がヘディングで叩いたが、シュートは右ポストを直撃してしまう。それでも後半30分、阿部がPA手前から右足ミドルを流し込み、ダメ押しゴール。川崎Fが3-0で勝利し、今季3度目の完封勝利を飾った。

(取材・文 佐藤亜希子)
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