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千真ベンチスタートの神戸が先制も…広島A・ロペスの同点弾でドロー決着、勝ち点1を分け合う

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渡邉に代わって先発出場したFW田中順也

[5.6 J1第10節 広島1-1神戸 Eスタ]

 J1リーグは6日、第10節3日目を行った。エディオンスタジアム広島ではサンフレッチェ広島ヴィッセル神戸が対戦し、1-1で引き分けた。広島は4試合白星なし(2分2敗)。神戸は連敗を3で止めたが、4試合ぶりの勝利とはならなかった。

 前半は広島がボールを支配するも、シュートまで多く持ち込んだのは神戸だった。前半21分、神戸は右サイドからFW田中順也がドリブルでカットインし、PA手前で左足を振り抜くが、わずかにゴール左に外れる。23分には、MFウエスクレイが個人技から一人でシュートまで持ち込んだが、枠を捉えることができなかった。

 対する広島は前半26分、MFアンデルソン・ロペスのパスを受けたMF青山敏弘がPA中央にラストパスを送り、MF柴崎晃誠が右足ダイレクトで狙うも、クロスバー上に外れ、チャンスを逃す。すると、神戸が巡ってきた好機をモノにした。32分、田中順が横へのドリブルから縦にラストパス。PA手前の中央でこれを受けたMF大森晃太郎が右足シュートをゴール左隅に流し込み、神戸が先制した。

 広島は後半、積極的な入りをみせると、7分に同点に追いつく。右サイドからMFミキッチがクロスを上げると、GKキム・スンギュがパンチングしたボールを柴崎がPA左から中央に折り返し、MFアンデルソン・ロペスが左足シュート。これは相手のブロックに阻まれるも、こぼれ球をA・ロペスが今度は右足で流し込み、同点のゴールネットを揺らした。

 広島は後半13分、MF野上結貴に代えてMF森崎和幸を投入。森崎をボランチに入れると、FW工藤壮人 A・ロペスが果敢にシュートを打ち込んでいき、逆転を狙いに行った。神戸も30分、MFニウトンとウエスクレイを下げて、MF松下佳貴とMF中坂勇哉を入れ、36分にこの2人でチャンスを作ったが、松下のシュートはわずかに枠を外れ、決定機を逃す。さらに神戸は直後にベンチスタートとなったFW渡邉千真をピッチに送り込んだ。

 ホームで勝利が欲しい広島は後半42分、ゴール正面やや右の絶好の位置でFKを獲得。これをDF塩谷司が右足で直接狙い、ゴールネットが揺れたが、わずかに枠を外れて外側のサイドネットに突き刺さった。アディショナルタイムに入っても両チームが気持ちの入ったプレーをみせたが、最後までスコアは動かず、1-1のまま試合終了。勝ち点1を分け合う結果に終わった。


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