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シティが電光石火の先制点から5発完勝!暫定3位浮上でトップ4入り狙うライバルにプレッシャー

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開始2分で先制点を決めたダビド・シルバ

[5.6 プレミアリーグ第36節 マンチェスター・C 5-0 クリスタル・パレス]

 プレミアリーグは6日、第36節を行った。マンチェスター・シティはホームでクリスタル・パレスと対戦し、5-0で勝利した。

 来季のチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権獲得に向けてこれ以上落とせないシティは、30日の第35節ミドルスブラ戦から5人を変更。MFダビド・シルバが復帰し、DFガエル・クリシー、MFヤヤ・トゥレ、MFラヒーム・スターリング、FWガブリエル・ジェズスがスターティングメンバーに名を連ね、FWセルヒオ・アグエロはベンチ外となった。

 試合は開始早々に動く。前半2分、右サイドからシルバがクロスを上げ、PA左からスターリングが中央に折り返す。これは相手DFにクリアされたが、ゴール前に走り込んだシルバが左足ボレーを叩き込み、シティが幸先よく先制する。勢いに乗るシティは8分、トゥレのフィードからPA右のMFケビン・デ・ブライネが右足ボレー。30分には、ドリブル突破からシルバがスルーパスを通し、ジェズスが倒れ込みながら右足で合わせるも追加点とはならなかった。

 残留争いから抜け出したいクリスタル・パレスは前半35分、MFアンドロス・タウンセンドの右クロスからFWクリスティアン・ベンテケが打点の高いヘディングシュート。これが枠を捉えていたが、GKウィリー・カバジェロのファインセーブに阻まれ、前半は1点ビハインドで折り返した。

 後半も主導権はシティが握る。4分、右CKの流れからデ・ブライネが右クロスを上げると、ゴール前で後方に下がってマークを外したDFビンセント・コンパニが右足で合わせ、2-0。8分にデ・ブライネのFKがクロスバーに阻まれたが、14分には右サイドで相手のスローインを奪い、ジェズスのラストパスをPA手前からデ・ブライネが右足シュート。コントロールされたシュートをゴール右に流し込み、リードを3点に広げた。

 シティは後半23分にシルバを下げてDFパブロ・サバレタを投入。サポーターはスタンディングオベーションでシルバを拍手で称えた。37分には、トゥレのフィードをPA右からサバレタが頭で中央に折り返し、スターリングが左足でねじ込み、4-0。さらにアディショナルタイム3分にデ・ブライネのFKからDFニコラス・オタメンディがダメ押しゴールを決め、5-0でシティが完勝した。この結果、シティは暫定3位に浮上し、明日試合を行うトップ4入りのライバル、3位リバプール、5位マンチェスター・ユナイテッド、6位アーセナルにプレッシャーをかけた。


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