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名古屋、開幕戦以来の完封もスコアレス…山形も4戦未勝利

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[5.7 J2第12節 山形0-0名古屋 NDスタ]

 NDソフトスタジアム山形で行われたモンテディオ山形名古屋グランパスは0-0の引き分けに終わった。山形は2戦連続スコアレスドローで4戦勝ちなしで勝ち点16。名古屋も2戦連続ドローで勝ち点は23。

 上位につける名古屋だが、2戦連続ドローで勝ち点1を積み上げるにとどまった。序盤から山形に攻め込まれた名古屋。前半20分にDF高木利弥の左クロスを許すと、FW中山仁斗に頭で落とされる。MF汰木康也のシュートはDFシャルレスがブロックして難を逃れたが、前半から複数の決定機を作られた。

 前半終盤からペースを取り戻しつつあった名古屋だが、なかなか決定機を作り出すには至らない。逆に後半19分、山形にカウンターを許すと、MF山田拓巳にゴールネットを揺らされたが、オフサイド判定に助けられた。名古屋もようやく同25分にMF玉田圭司のスルーパスに反応したMF八反田康平がゴール前に飛び出すが、シュートは大きく枠上に外れていった。

 試合を振り返った山形のDF菅沼駿哉は「勝てる試合だったと思う」と厳しい表情。木山隆之監督は「自分たちのベースの厳しくサッカーをすること、自信を持ってボールをつないでいくことを継続しながら、ボックスの中でもう少し落ち着いたり、相手を外したりとかもできると思うので、練習していきたい」と話した。

 開幕戦以来、連続失点が続いていた名古屋だが、久々の無失点。ただ引き分けという結果に「残念ですね。技術がないだけ、それだけですね」と話した風間八宏監督は「選手一人ひとりが技術が足りないことを自覚して、高いレベルで臨んでほしい」とイレブンへの要求を語った。

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