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チームは敗戦も、地元メディアではゲントFW久保裕也をMOMに推す声も

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地元メディアから高評価を受けている久保裕也

[5.7 ベルギーリーグ・プレーオフ1第7節 オーステンデ4-3ゲント]

 ベルギーリーグは7日、優勝を懸けて戦うプレーオフ1の第7節を行った。FW久保裕也の所属する暫定3位のゲントは、敵地で同5位のオーステンデに3-4で敗れ、プレーオフ初黒星を喫した。

 3-4-3の左ウイングで先発した久保は、2-4の後半35分に追撃のゴールを奪取。2試合ぶりとなる移籍後9得点目をマークし、フル出場した。チームは勝てなかったものの、久保への評価は高い。地元メディアなどではMOMに推す声もあるようだ。

 『VTM』では「一番良かった選手を考えたとき、2分もしないうちに久保裕也の名前があがってくるはずだ。この日本人は試合を4-3まで戻した。久保の蹴ったボールは美しい軌道を描いてゴールに吸い込まれていった。ただ、結局勝利したのはオーステンデだった」と寸評した。

 また『voetbalkrant』は久保を「最高の買い物だったとする声は多い」と紹介し、今季活躍した複数選手の名前を挙げつつも、「王冠は久保裕也に与えられるようだ」と評価。

「彼はオーステンデ戦でヘントでの9ゴール目をあげたのだが、このゴールについては本当にすばらしいとしか言えない。MFケニー・サイエフとの良いコンビネーションから、久保の放ったボールはカーブを描きながらゴールの左隅に吸い込まれていった。しかも利き足ではない左足からのゴールである」と称えた。

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