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またも憲剛のアシストから谷口弾、貴重な追加点も「開始早々のほうが簡単だった」

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前半45分、DF谷口彰悟が打点の高いヘディングシュートを叩き込む

[5.9 ACLグループリーグ第6節 川崎F4-0イースタンSC 等々力]

 前半終了間際の貴重な追加点も安堵の気持ちが大きかった。川崎フロンターレは1-0の前半45分にMF中村憲剛の右CKからDF谷口彰悟が打点の高いヘディングシュート。左ポストに当たったボールはそのままゴールラインを越え、2-0とリードを広げて前半を折り返した。

「なかなか追加点を取れない、もどかしい時間帯にセットプレーで取れて楽になったと思う」と振り返った谷口だが、「開始早々のほうが簡単だった。あれは決めないといけなかった」と苦笑いを浮かべた。

 前半立ち上がりの2分、中村の右CKにフリーの谷口が頭で合わせたが、クロスバーの上へ。「逆に難しいボールのほうがいいのかも。ドフリーすぎて緊張した」。完全にフリーの状態だったが、先制の絶好機に決め切れず。「ミスってやばいなと。次、(チャンスが)来たら決めてやろうと思っていた。もう一回チャンスが来たので、決められてホッとしています」と頭をかいた。

 今季は3月10日のJ1柏戦(2-1)以来となる公式戦2得点目で、ACLは初ゴール。J1での通算5得点はすべて中村のアシストからだが、ACL初得点もやはり中村のセットプレーから。“中村→谷口”のホットラインはJリーグだけでなく、アジアの舞台でも大きな武器となりそうだ。

(取材・文 西山紘平)

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