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ユニバ日本代表主将の阪南大MF重廣卓也が京都入りへ!

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阪南大のMF重廣卓也は京都加入へ

 高校ナンバー1ストライカーFW岩崎悠人を獲得した昨年に続き、またしても世代ナンバー1選手のハートを射止めた。全日本大学選抜にも選ばれている阪南大のMF重廣卓也(4年=広島皆実高)が、来季から京都サンガF.C.に入団することが分かった。今月10日に仮契約を結んでおり、今日11日にもチームから正式発表される模様だ。

 重廣は広島県出身。広島皆実高3年時には全国高校選手権に出場し、1回戦の丸岡高戦ではゴールも奪っている。阪南大進学後は、1年目から出場機会を獲得。下級生時から全日本大学選抜に抜擢され、15年ユニバーシアード韓国大会では唯一の2年生として活躍した。今年8月に行われるユニバーシアード台湾大会では主将としての活躍が期待されている。

 入団の決め手となったのは、京都側のラブコールだ。阪南大で試合に出始めた頃から、クラブのOBで、現在はスカウトを務める鈴木慎吾氏が高く評価し、動向を追いかけてきた。今年2月の鹿児島キャンプに参加した際も、好プレーを披露。布部陽功監督からも「センスがある。あれだけ考えてプレーできる選手はなかなかいない」と高く評価されたという。

 重廣はどこよりも早く目をかけてくれたこと、チームのビジョンに共感したことが入団の決め手となり、「これからの京都を盛り上げたい」と入団を決意。他のJクラブからも練習参加の誘いがあったが断りを入れ、10日に仮契約を済ませた。強化部が「線は細いけど、運動量はピカイチ。将来的には長谷部誠のような選手になってほしい」と話すように、期待は十分。京都としては、可能ならば今季中に特別指定選手として京都のユニフォームに袖を通して欲しい意向だ。


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