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レアルとバルサを意識するシメオネ「いつの日か彼らと並ぶ日が…」

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バルサ、レアルと並ぶ日がやってくると期待を口にしたディエゴ・シメオネ監督

[5.10 欧州CL準決勝第2戦 A・マドリー 2-1 R・マドリー]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は10日、準決勝第2戦を行った。アトレティコ・マドリー(スペイン)はホームでレアル・マドリーに2-1で勝利したが、2戦合計2-4で決勝進出はならなかった。

 アトレティコのディエゴ・シメオネ監督は「とんでもない試合だったし、私たちの選手の多くは並外れたクオリティを見せてくれた」と振り返る。スペイン『マルカ』が伝えた。

 この日の試合は前半12分にMFコケの右CKの流れからMFサウール・ニゲスが頭で先制点を奪取。同15分には獲得したPKをFWアントワーヌ・グリーズマンが決め、2戦合計2-3に詰め寄った。奇跡の逆転が見えたかに思われたが、前半42分に失点。そのまま試合は終了し、逆転での決勝行きはならなかった。

 指揮官は「ゴディンやガビのような選手の代わりを用意できなかったのが痛かった。彼らはこのクラブの生命線ともいえる選手だからね」と悔やむ。

「私たちならやれると思っていたし、実際もう少しというところまではいったんだ。ただ、相手のゴールキーパーに大きな仕事をされてしまった。それでも奮闘していたが、相手にゴールを決められてしまったことで、非常に苦しい試合展開になってしまった」

 2013-14と2015-16シーズンの決勝を含め、レアルとの欧州カップ戦4戦全敗だったアトレティコは、またしてもライバルに敗北。それでも前を向く闘将は「この勝利は小さなステップに見えるかもしれないが、(レアル・マドリーやバルセロナとの戦いに向けて)とても大きなステップを踏み出したと私は考えている」と言い、「いつの日か、私たちが彼らと並び立つときが来るのを期待しているよ」と微笑んだ。

「その日が来るまでは、ラ・リーガで3番目という位置に甘んじているのを忘れてはならない」

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