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モウリーニョ、リーグとELの両立について「7週間で17試合を16人のみでは不可能」

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EL決勝を目指すジョゼ・モウリーニョ監督

 主力の多くが負傷で離脱しているマンチェスター・ユナイテッドジョゼ・モウリーニョ監督は、ヨーロッパリーグ(EL)だけに集中することが「妥当」と試合前会見で語っている。

 4日にEL準決勝第1戦のセルタ戦を戦ったユナイテッドは、8人の選手を入れ替えて7日のアーセナル戦に挑むも、0-2で敗れ、トップ4は絶望的な状況となった。さらに、ここ数か月はFWズラタン・イブラヒモビッチなど多くの主力を欠いて過密日程の消化を余儀なくされている。

 現状を受け、モウリーニョ監督は「これはギャンブルではない。リーグ戦では妥当な選択をしたと思っている。4月から5月までの7週間に17試合がある。17試合を16選手のみで戦うなんて絶対に不可能だ」と嘆き、以下のように続けた。

「まず(クリス・)スモーリングと(フィル・)ジョーンズを代表合宿中に失い、次にアンデルレヒト戦でマスコス・ロホとイブラヒモビッチを失った。続けてアシュリー・ヤング、ルーク・ショー、さらにティモシー・フォス・メンサーの3人の控えまで起用できない」

「だから、これは賭けではなく、我々の状況を考えた末の結論だ。この選択に後悔はない。選手も私も全員ができる限りのことをする。それができれば何も問題はない」

 さらに、ポルトガル人指揮官は「ヨーロッパの舞台で決勝に進むことはとても重要なことだ。それにクラブはこの大会で今までトロフィーを獲得できていない。クラブや選手たちにとって優勝はとても重要だ」と決勝進出を誓っている。


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