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名将集まり注目集めたプレミア、制したのはチェルシー・コンテ監督「選手の努力の賜物」

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プレミア初挑戦で優勝を成し遂げたアントニオ・コンテ監督

[5.12 プレミアリーグ第37節 WBA0-1チェルシー]

 チェルシーは12日、敵地でWBAを1-0で下し、2年ぶり6度目のプレミアリーグ制覇を果たした。昨季はここ20年で最低の10位に終わったチェルシーだが、今季より就任したアントニオ・コンテ監督の下で見事なV字回復の優勝を成し遂げた。

 今季のプレミアリーグはマンチェスター・ユナイテッドジョゼ・モウリーニョ監督、マンチェスター・シティジョゼップ・グアルディオラ監督が就任するなど、名将が集まったことで注目を集めた。そんな中、昨夏限りでイタリア代表監督を退任し、初の国外挑戦を果たした47歳のイタリア人指揮官が群雄割拠のプレミアリーグを制した。

 優勝会見。公式サイトによるとコンテ監督はシステム変更が「ターニングポイント」になったと話した。

 開幕3連勝から3試合白星なしと出遅れた今季のチェルシーは、第6節のアーセナル戦でも0-3で大敗。「フラストレーションが溜まった」と振り返るコンテ監督は、翌節から3-4-3のシステムへの変更に着手した。

 すると生まれ変わったかのようにチームは連勝街道を歩みだす。そして第12節で首位に立つと、その後は一度も首位を明け渡すことなく、シーズンをフィニッシュした。「あれ(アーセナル戦の敗戦)があったからシステム変更に着手し、選手たちの新たな強みを見いだせたんだ」と誇ったコンテ監督。「チームを改革するのは一朝一夕ではいかないが、自分を信頼して一緒に努力してくれた選手たちに感謝したい。この結果は選手たちが積み上げてきた努力の賜物さ」と語った。


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