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空前の乱打戦…ラスト6分からの3発で大逆転、バイエルンが5-4の打ち合い制す

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5-4の乱打戦を制したバイエルンが王者の意地を見せた

[5.13 ブンデスリーガ第33節 ライプツィヒ4-5バイエルン]

 ブンデスリーガは13日、第33節を行い、すでに優勝を決めているバイエルンは敵地で2位ライプツィヒと対戦し、5-4の乱打戦を制した。敗れたライプツィヒだが、1部昇格初年度ながら最終節を残して2位が確定した。

 常に先行したのはライプツィヒだった。前半開始早々の2分に先制。バイエルンも前半17分にFWロベルト・レバンドフスキのPKで追いついたが、前半29分、後半2分と失点を重ね、1-3とリードを広げられた。

 後半15分にMFチアゴ・アルカンタラのゴールで2-3と追い上げるが、同20分に4失点目。2-4と再び突き放され、このまま今季3敗目かと思われたが、ブンデスリーガ史上初の5連覇を達成した王者がここから怒涛の猛攻を見せた。

 まずは後半39分、MFアリエン・ロッベンの左足ミドルがクロスバーを叩いた跳ね返りをレワンドフスキが頭で押し込み、3-4。ドッペルパック(1試合2得点)のレワンドフスキは今季通算30ゴールとなり、FWピエール・エメリク・オーバメヤン(ドルトムント)に1点差を付けて得点ランキング単独トップに立った。

 さらに後半アディショナルタイム1分、DFダビド・アラバの鮮やかな直接FKが決まって4-4の同点に追いつくと、後半アディショナルタイム5分にはカウンターからロッベンが右サイドを突破。スピードに乗ったドリブルで2人をかわしてPA内に切れ込み、GKとの1対1を冷静に流し込んだ。ラスト6分からの3ゴールで試合をひっくり返したバイエルン。5-4の逆転勝ちで3連勝を飾り、最終節ではホームにフライブルクを迎える。

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