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「シュートだったけど…」今季5アシスト目を記録した香川はドローを悔やむ

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シュートがアシストにつながったMF香川真司

[5.13 ブンデスリーガ第33節 アウクスブルク1-1ドルトムント]

 ブンデスリーガは13日、第33節を行い、MF香川真司の所属するドルトムントは敵地でアウクスブルクと対戦し、1-1で引き分けた。香川は2試合ぶりに先発し、フル出場。0-1の前半32分には同点ゴールをアシストしたが、逆転することはできなかった。

 3-4-3のセンターハーフで先発した香川は中盤で積極的にボールに絡む。0-1の前半32分には相手クリアのセカンドボールを拾い、ドリブルで横に運んでペナルティーアーク内から右足でシュート。これをFWピエール・エメリク・オーバメヤンがゴール前で角度を変え、ゴールネットに流し込んだ。

「アシストになったので。シュートだったけど、とりあえず良かった。(自分のシュートは)入ってなかったと思う。相手もいたので」。4月4日のアウクスブルク戦(3-0)以来、6試合ぶり今季通算5アシスト目。1-1の同点に追いつくと、その後も何度もチャンスに絡んだが、逆転ゴールには結びつかなかった。

 後半16分、PA左手前から香川がフワリと浮かしたクロスを上げ、オーバメヤンがヘディングで合わせたが、GKがセーブ。同36分にはDFマティアス・ギンターの浮き球パスに香川が走り込み、ヘディングシュートを狙ったが、これもGKが横っ飛びで弾き出した。同38分、香川のスルーパスに抜け出したFWマルコ・ロイスのシュートも枠を捉えられず。そのまま1-1の引き分けに終わった。

「チャンスもあったし、勝てた試合だった。相手もみんなで守っていたので、なかなかスペースや効果的な攻撃が90分通してはできなかったけど、チャンスはあったので、それを振り返れば僕たちが勝たなきゃいけない試合だったと思う」

 3位をキープしたドルトムントだが、この日勝利した4位ホッフェンハイムに勝ち点61で並ばれた。得失点差で「4」上回っているものの、来季のUEFAチャンピオンズリーグストレートインを懸けた3位争いは同勝ち点で最終節までもつれ込んだ。20日の最終節でドルトムントはホームでブレーメン、ホッフェンハイムもホームでアウクスブルクと対戦する。

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