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C大阪が今季最多得点で大勝、広島3年ぶり5失点

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C大阪はFW杉本健勇の2ゴールなどで今季最多となる5得点を決めて大勝した

[5.14 J1第11節 C大阪5-2広島 金鳥スタ]

 セレッソ大阪はホームでサンフレッチェ広島に5-2で勝利した。C大阪は2戦ぶりの勝利で勝ち点は19に伸びた。広島は5戦勝ちなしで勝ち点は6のまま。降格圏の16位と厳しい戦いが続いている。

 派手な打ち合いとなった一戦。先制は広島だった。前半13分、MF青山敏弘の縦パスに反応したMF柴崎晃誠が折り返してクロスを入れると、MFアンデルソン・ロペスが押し込み、スコアを動かした。

 しかし試合序盤からチャンスを作り続けていたC大阪は慌てない。そして前半29分にMF山村和也の右クロスを合わせたFW杉本健勇のシュートが、DF千葉和彦に当たってGKのタイミングを外し、同点弾になる。

 勢いのまま攻め込むC大阪は、前半33分にスルーパスに抜け出したFW柿谷曜一朗のシュートは左ポストに当たるが、跳ね返りをMF清武弘嗣が押し込み逆転。同43分には右CKをDFマテイ・ヨニッチが頭で合わせて、リードを2点に広げて前半を折り返した。

 後半も忙しい展開は変わらない。後半も11分のMFミキッチのゴールによって広島が先に得点を奪ったが、直後の同13分に杉本がハーフウェーラインからドリブルで持ち込んでゴールネットを揺らすスーパーゴールで再びC大阪がリードを2点に広げる。なお、この杉本のゴールは、クラブのJ1通算850得点目となった。

 攻撃の手を緩めないC大阪は、後半31分の右CKに対し、杉本がニアでそらすと、ゴール中央でヨニッチが右足で押し込み、今季最多得点となる5点目を記録。同39分からはDF茂庭照幸を今季初出場させる。35歳のベテランDFがJ1通算300試合出場を果たしたC大阪が、5-2で大勝した。広島はリーグ戦(昨年ルヴァン杯準々決勝G大阪戦で6失点)では14年8月2日の鹿島戦(●1-5)以来の5失点と守備が崩壊した。


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