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容赦ないリバプール…コウチーニョが2G1A!ハマーズに4発快勝でトップ4入りに望みつなぐ

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2ゴール1アシストのコウチーニョ

[5.14 プレミアリーグ第37節 ウエスト・ハム0-4リバプール]

 プレミアリーグは14日、第37節を行った。リバプールは敵地でウエスト・ハムと対戦し、4-0で勝利した。

 この試合を含めて残り2試合となったリバプール。上位勢より消化試合が多い中、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権獲得に向けて負けが許されない状況が続く。先発メンバーは前節サウサンプトン戦から2人を変更。FWロベルト・フィルミーノとMFルーカス・レイバに代わって、MFアダム・ララーナとFWダニエル・スターリッジが起用された。

 試合は立ち上がりから互いにチャンスを作る。ウエスト・ハムは前半7分、FWジョナタン・カレリのラストパスをPA右でフリーで受けたDFサム・バイラムが右足シュートを放つが、惜しくも枠を外れる。対するリバプールは11分、MFコウチーニョの左CKからDFジョエル・マティプがヘディングシュート。地面に叩きつけたシュートはワンバウンドからクロスバーに嫌われ、先制点とはならなかった。

 時間が進むにつれてリバプールがボール支配率を高めていくと、前半35分に試合が動く。リバプールは自陣センターサークル付近からコウチーニョがロングスルーパス。スピード、質ともに絶妙なパスでスターリッジが完全に抜け出し、GKアドリアンをかわして無人のゴールに流し込んだ。前半終了間際には、左CKからピンチを迎え、FWアンドレ・アイェウのシュートが右ポストを直撃。跳ね返りを再びアイェウに狙われたが、これもポストに助けられた。

 後半開始から果敢に追加点を狙いにいくリバプールは2分、FWディボック・オリジ、ララナ、MFジョルジニオ・ワイナルドゥムと立て続けにシュートを浴びせるが、GKアドリアンに連続で止められる。12分には、ワイナルドゥムの右足ミドルシュートがクロスバーを叩いたが、相手のクリアボールをコウチーニョが拾うと、相手DFの間を縫うようにドリブルで仕掛けてペナルティーアーク内から右足一閃。これがゴール左隅に決まり、2-0とリードを広げた。

 攻撃の手を緩めないリバプールは後半17分、カウンターからワイナルドゥムのパスをPA内で受けたコウチーニョがGKアドリアンと至近距離だったが、容赦なく右足を振り抜き、この日2点目をゴールネットに突き刺す。リードを3点に広げたリバプールは20分にもオリジが右足ミドルシュートを放つが、クロスバー直撃。それでも、22歳FWは31分、ワイナルドゥムのシュートのこぼれ球を右足で押し込み、ゴールラッシュの波に乗った。

 試合はリバプールが4-0で快勝。残り1試合で3位につけているが、4位マンチェスター・シティ(残り2試合)と勝ち点1差、5位アーセナル(残り2試合)と4差とトップ4入りへ予断を許さない状況だ。


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