beacon

C・ロナウド2発!! セビージャ撃破のレアル、延期分セルタ戦で首位浮上の可能性

このエントリーをはてなブックマークに追加

2得点を奪ったレアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウド

[5.14 リーガ・エスパニョーラ第37節 R・マドリー4-1セビージャ]

 リーガ・エスパニョーラは14日、第37節2日目を行い、レアル・マドリーセビージャをホームに迎えた。前半にDFナチョ・フェルナンデスとFWクリスティアーノ・ロナウドの得点で2点を先行したレアルは、後半に入ってセビージャに1点を返されたものの、その後2点を加点して4-1の勝利を収めた。

 ホームのレアルが前半10分、意表を突いた形で先制に成功する。ゴール前でMFマルコ・アセンシオがファウルを受けてFKを獲得すると、相手の守備陣形が整う前の隙を突いたクイックリスタートでDFナチョ・フェルナンデスが右足シュートを流し込み、スコアを1-0とした。1点のリードを許したセビージャは同20分、右サイドからMFホアキン・コレアが送ったクロスをFWステバン・ヨベティッチがダイレクトで合わせてゴールを脅かすが、シュートはポストを叩いてしまう。

 すると前半23分、レアルがエースの一撃でセビージャを突き放す。カウンターからアセンシオが放ったシュートは相手のブロックに遭い、こぼれ球を拾ったMFハメス・ロドリゲスのシュートはGKセルヒオ・リコに弾き出されたものの、こぼれ球に反応したFWクリスティアーノ・ロナウドがきっちり蹴り込んでリードを2点差に広げた。同32分にはセビージャが好機を生み出すが、ヨベティッチが放ったループシュートはクロスバーに弾かれてネットを揺らすには至らなかった。

 2-0とレアルがリードしたまま後半を迎えると、後半4分にセビージャがレアルゴールをこじ開ける。細かいパスワークから最後はMFビトーロのラストパスをダイレクトで合わせたヨベッティッチが右足のシュートでゴールを陥れ、セビージャが1点差に詰め寄った。

 しかし後半33分、アセンシオのスルーパスから左サイドを駆け上がったMFトニ・クロースの折り返しをC・ロナウドが左足で合わせて豪快にネットを揺らし、レアルが再びリードを2点差に広げる。さらに同39分にはナチョのラストパスをクロースが蹴り込み、レアルが4-1の勝利を収めた。

 バルセロナと同勝ち点で並びながらも当該成績(レアルの1分1敗)で2位のレアルは、21日の最終節前に延期となっていた第21節セルタ戦を17日に行い、引き分け以上ならバルセロナをかわして首位に浮上する。


●リーガ・エスパニョーラ2016-17特集
●欧州組完全ガイド

TOP