beacon

ヒホン戦先発の乾、スペイン紙からエイバル最高の選手との評価「センスと意図あるプレー見せた」

このエントリーをはてなブックマークに追加

名物記者から評価されたMF乾貴士

 14日のリーガ・エスパニョーラ第37節、本拠地イプルーアでのスポルティング・ヒホン戦で先発したエイバルMF乾貴士は、スペイン紙からチーム最高の評価を受けている。

 いつも通り左サイドハーフとして起用された乾は、立ち上がりにMFアドリアン・ゴンサレスのシュートをお膳立てし、さらにロングシュートやキレのあるドリブル突破なども披露。後半32分にピッチを後にするまで幾度もチャンスを供給し、確かな存在感を発揮している。

 スペイン『マルカ』の採点(3点満点)で、乾はエイバルのほか3選手ともに最高タイとなる2点を付けられ、なおかつチーム内で最も活躍を見せた選手に選出されている。寸評欄で一人デカデカとのその顔が掲載された日本人MFは、「クオリティー」と題された寸評で、次のように評価されている。

「注目に値するプレーをコレクションしていった。そのプレーにはセンスと意図が集約されている」

 この採点&寸評を手掛けたのは、『マルカ』で普段はスペイン代表を担当している名物記者ミゲル・アンヘル・ララ氏だ。同氏はこの試合のレポート記事で、乾が左サイドで対面するスポルティングDFドウグラスにとって、厄介極まりない相手であったとの見解も示している。

「エイバルはペドロ・レオン、特に乾にボールが回るときに攻撃が勢い付いた。ジュンカ(エイバルの左サイドバック)のサポートを受けていた日本人は、常に良い選択をしていた。ドウグラスはボールが逆サイドへ行くことを祈っていたようだった」

 なおエイバルは、リーガ最終節で敵地カンプ・ノウでのバルセロナ戦に臨む。


●欧州組完全ガイド
●リーガ・エスパニョーラ2016-17特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP