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8戦8発でいざW杯へ!小川航基「JAPANやるなってところを見せたい」

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前半15分にCKから先制点を決めたFW小川航基

[5.15 国際親善試合 U-20日本代表3-2U-20ホンジュラス代表 エコパ]

 エースとしての仕事を果たした。U-20日本代表は前半15分、MF坂井大将の左CKからFW小川航基(磐田)がニアに走り込み、打点の高いヘディングシュートで先制点。「いいボールが来たので良かった。高さには自信があるので、いい形だったと思う」と、自画自賛の一発でU-20W杯へ弾みを付けた。

 これで今年に入ってU-20日本代表の対外試合は8戦8発。21日のU-20W杯初戦・南アフリカ戦に向けて順調な仕上がりを見せる小川は「ホンジュラスが世界でどれぐらいのレベルかは分からないけど、U-20W杯に出場する一つの国。そこに勝てたことは収穫」と胸を張った。

 この日はFW岩崎悠人との2トップで先発し、後半16分からはFW久保建英とコンビを組んだ。中盤を含めた連係面には「(自分が)動き出したところでもっともっと(パスが)出てくれば」と満足はしていないが、「だいぶコミュニケーションは取れているし、本番ではもっともっといいボールが出てくると思う」と手応えも深めつつある。

「FWに点よりまさるものはない。自信になるし、継続していきたい。欲を言えば、1点だけでなく、2点、3点とぶち込みたかったけど、そこは本番に取っておくということで」。日本にとって5大会ぶりとなるU-20W杯出場。大会の主役になる野心も自信もある。「優勝を狙っていきたい。サッカーは何があるか分からない。『JAPANやるな』ってところを見せたいし、その中心でいられるように頑張りたい」。若き日本代表のエースは世界の舞台でも貪欲にゴールと勝利を狙っていく。

(取材・文 西山紘平)
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