beacon

前代未聞の暴力行為…ボスニア女子のスター選手が永久追放へ

このエントリーをはてなブックマークに追加

ボスニアで前代未聞の暴力行為が発生した

 ボスニア・ヘルツェゴビナの女子サッカーのスター選手が残忍な暴行で永久追放となってしまったようだ。英『ミラー』など複数メディアが報じている。

 事件はボスニア女子リーグのジェリェズニチャル対ムラドストの試合中に起きた。ジェリェズニチャルに所属するシルビア・セカチッチは、ムラドストのアドゥー・ルバノビッチを地面に押さえつけ、馬乗りになって何度も彼女のことを殴りつけた。それをチームメイトや主審が止めるまで続けたという。

 もちろん、セカチッチに対してレッドカードが提示されたが、反省する素振りは見られず「レッドカードね。だけどもし何もなければ、私は少なくとも彼女を殴り続けたわ」と、殴った理由については明かさなかったが、ルバノビッチに対して相当な怒りがあったようだ。

 殴られたルバノビッチが所属するムラドストは声明を発表し、「どのような言葉であれば、あのような行いを丁寧な言葉で表現できるだろうか? この類の振る舞いは、常識外れもいいところだ。シルビアのような人間はサッカーに関わるべきではない」と、セカチッチの永久追放処分を呼びかけた。

 これを受けてボスニア・ヘルツェゴビナサッカー協会は「深刻な暴力行為」だとし、セカチッチに永久追放の処分を科すことを決断したようだ。


TOP