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エジル、脳腫瘍と闘う少年を招待…圧巻パフォーマンスと勝利で勇気を与える

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脳腫瘍と闘う少年を招待したメスト・エジル

 アーセナルに所属するMFメスト・エジルが、11歳で脳腫瘍と闘うチャーリー君をサンダーランド戦に招待した。

 きっかけは、慈善団体『My Shining Star』が、フェイスブックで大のアーセナルファンであるチャーリー君に関する投稿を行ったことだった。脳腫瘍を患うチャーリー君の状態が良くなく、手術が必要なため、大好きであるエジルに勇気を与えてもらいたいという主旨の投稿は、アーセナルの守護神GKペトル・チェフに届いた。チェフが「クラブは応じられるよう動いている」と拡散したことで、エジルも事の経緯を知ることとなった。

 そして迎えた16日、アーセナルはプレミアリーグ第34節延期分でサンダーランドと対戦した。チャーリー君がボックスシートに訪れた一戦で、エジルは圧巻のパフォーマンスを披露。1アシストを記録し、2-0の勝利に貢献しただけでなく、パス成功率は90.6%、敵陣パス数はチームトップの77本をマークしている。

 見事なパフォーマンスと勝利でチャーリー君を勇気づけたエジル。27日に行われるFA杯決勝にもチャーリー君を招く予定で、喜びを分かち合いたいところだ。


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