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優勝まで2試合、ジダンは“賄賂”を否定「セルタはプロのチームとして振る舞うはず」

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賄賂の可能性を否定したジネディーヌ・ジダン監督

 レアル・マドリーは17日、リーガ・エスパニョーラ第21節延期分で、敵地バライドスに乗り込みセルタと対戦する。ジネディーヌ・ジダン監督は、重要な一戦を前に“お金の動き”を否定した。

 残り2試合となり、今季のリーガで自力優勝の可能性を残しているレアル。セルタ戦、最終節マラガ戦で計勝ち点4(1勝1分け)以上を積み上げれば、暫定首位に位置するバルセロナを追い抜いて5年ぶりの優勝が決定する。

 セルタ戦が大きな意味を持つのは間違いない。そのため前日会見では「マドリー側が賄賂を贈るのでは」との質問がジダン監督に飛んだ。それを受けジダン監督は以下のように答えている。

「私はその質問に答えるつもりはない。試合のことだけを考えているのでね。セルタは(本拠地のある)ビーゴで試合を行う。彼らはプロフェッショナルであり、そのように振る舞うはずだ」

「とてもシンプルだよ。我々には準備ができている。我々は決勝戦を2つ残しており、それを戦ってリーガが閉幕する。フィジカルコンディションは非常に良いし、早く明日の試合が始まってほしいね」

 この会見では前節セビージャ戦(4-1)で交代時に怒りをあらわにしていたFWアルバロ・モラタ、さらにMFハメス・ロドリゲスの去就にも質問が及んだ。

「モラタは私に対して怒っていたのではない。何か別のことに腹を立てていたのだろう。それが何なのか、私は知らないがね。彼とは話をした。もう過去のことさ」

「ハメスは今、我々と一緒にいる。今日は足に痛みがあったため、全体練習からは外れた。だけど彼はレアル・マドリーにおり、我々は残りの3試合についてだけ考えている」

 レアルは今季リーガ、チャンピオンズリーグで2冠の可能性がある。

「そのことはロッカールームで話題にあがっていない。セルタ戦のことだけを考えている。選手たちは優勝を達成したなどと思っていない。最後の試合、最後の1分まで戦い続けなければならない。まだ何も勝ち取っていないんだ。我々は気を抜かないよ」


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