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「正直、僕もファンだったら…」バイエルン一強に対するミュラーの本音は?

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バイエルン一強への不満に理解を示すFWトーマス・ミュラー

 バイエルンのドイツ代表FWトーマス・ミュラーは、バイエルン一強への不満に理解を示しているようだ。ドイツ誌『シュポルト・ビルト』のインタビューで語った。

 2016-17シーズンも、ブンデスリーガの王者はバイエルンだった。カルロ・アンチェロッティ監督を迎えた同クラブはこれでリーグ史上初の5連覇を達成。国内のサッカーファンがうんざりしつつある光景だが、それについてミュラーは次のように話している。

「正直、僕も普通のファンだったら、最終節までスリリングなコンペティションを望むだろう。それ以上美しいものなんて考えられないからね」

 しかし、当然バイエルンの選手としてはベストを尽くし続ける以外は考えられない。

「ただ、僕はスリルを望むような立場じゃないんだ。そういうことに気を配れないことを理解してほしい。僕たちは今後も、ドイツで最強のチームでいられるために、今までのように続けようと考えているし、実際にそうする」

 リーグ内の勢力図を自ら変えることはないと強調するミュラー。だが、どこかで他クラブが競争力を高めることを望んでいるのかもしれない。


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