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C・ロナウド2発などでレアルが5季ぶり優勝に王手!21日最終節は引き分け以上で自力V

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4得点で快勝したレアル・マドリーが5季ぶり優勝に王手をかけた

[5.17 リーガ・エスパニョーラ第21節延期分 セルタ1-4R・マドリー]

 17日にリーガ・エスパニョーラの第21節の延期分が行われ、レアル・マドリーが敵地でセルタに4-1で勝利した。勝ち点を90に伸ばしたレアルは、5季ぶりとなる優勝に王手をかけた。

 セルタ対R・マドリーの第21節は、当初は2月5日に開催が予定されていたが、セルタの本拠地バライドスの屋根の一部が強風など悪天候の影響により破損。安全上の理由により試合開催が延期となっていた。R・マドリーが欧州CLで決勝まで勝ち上がっているため、開催日がこの時期までずれ込んでいた。

 この試合が始まるまでにリーガの順位はR・マドリーとバルセロナが勝ち点87で並んでいた。ただ1試合少ないR・マドリーに自力優勝の可能性があり、セルタを下して、21日の最終節、敵地で戦うマラガ戦を迎えたいところだった。

 難しい試合になるかと思われたが、この男の決定力はやはり違う。前半10分、FWイスコがペナルティーアーク内のFWクリスティアーノ・ロナウドにパス。ロナウドはフェイントで相手を外すと、左足で股を抜くミドルを蹴り込む。完璧なシュートがゴール右隅に突き刺さり、あっさりとレアルが先制に成功した。

 1-0で折り返した後半3分にはイスコが自陣からドリブルを開始。左サイドから走り込んだロナウドにスルーパスを通すと、ロナウドは左足で追加点を挙げ、リードを2点に広げる。ロナウドは2戦連続のマルチゴール。さらに同17分にはセルタのFWイアゴ・アスパスがシミュレーションを取られてこの日2枚目のイエローカードで退場。レアルは数的優位で残り時間を戦うことになった。

 後半24分にミスからボールを奪われて、FWヨン・グイデッティにゴールを許したレアルだが、直後の同25分にDFマルセロのクロスをFWカリム・ベンゼマが押し込み、再びリードを2点に広げる。同29分にあった決定機をC・ロナウドが外して、ハットトリックを逃すミスはあったが、同43分にはMFトニ・クロースがダメ押しとなる4点目を記録し、快勝劇を締めくくった。

 バルセロナに勝ち点3差をつけて一歩抜け出したレアルは、21日のマラガ戦に引き分け以上で自力優勝を決めることになった。ただし敗れた場合、バルセロナが勝利して勝ち点で並ばれた場合は、当該対戦成績で下回るため、優勝はバルセロナとなる。


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