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ユベントス、まず1冠…ラツィオ下し史上初のコッパ・イタリア3連覇

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ユベントスが史上初のコッパ・イタリア3連覇を決めた

[5.17 コッパ・イタリア決勝 ユベントス2-0ラツィオ]

 コッパ・イタリアの決勝が17日、ローマ・オリンピコで行われ、ユベントスラツィオに2-0で勝利した。イタリアでは2009-10年のインテル以来の欧州3冠を目指すユベントスが、まずは1冠を手にした。ユベントスの優勝は通算12回目。3連覇は史上初の快挙となった。

 今季のコッパ・イタリアの決勝は当初は6月2日に予定されていたが、ユベントスが同3日に行われる欧州CLの決勝進出を決めたため、5月17日に変更になっていた。

 14日に同地で行ったローマ戦は1-3で落とし、セリエAの優勝決定がお預けとなっていたユベントスだったが、“リーグ戦の躓き”を引きずらない強さは流石だ。前半からエンジン全開のユベントスは、12分にDFアレックス・サンドロが上げた左クロスをDFダニエウ・アウベスがインサイドボレーで合わせて先制。同24分にはCKをDFレオナルド・ボヌッチが押し込み、早くもリードを2点に広げた。

 一方のラツィオは前半6分のFWケイタ・バルデ・ディアオのシュートがポストを叩くなど、運も味方しない。後半に入っても9分のFWフェリペ・アンデルソンや、同12分のFWチーロ・インモービレのヘディングシュートがGKネトの好セーブに阻まれるなど、ユベントスの堅守をこじ開けることが出来なかった。

 3年連続の国内2冠を目指すユベントス。残り2節となったセリエAの戦いも史上初の6連覇が目前に迫っている。現在、2位ローマとの勝ち点差は4。3位ナポリとの勝ち点差は5。20日にそれぞれ試合を行うローマとナポリが勝ち点を伸ばしても、ユベントスは21日にホームで行うクロトーネ戦で勝利すれば、優勝を決めることになる。


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